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【4月訪日数】シンガポール、前年同月を下回る3.7万人、伸び率は2.4%減とマイナスに転じる
最終更新：2019-07-12 17:55:36市場レポート
日本政府観光局（JNTO）によれば、2019年4月の訪日外客数（推計値）は前年同月比0.9%増の292万7千人と、2018年4月の290万1千を上回り、単月として過去最高の記録となりました。シンガポールについては、前年同月比2.4%減の36,700人となりました。4月までの年間累計は前年同期比7.3%増の129,200人となっています。また、訪日外客数全体に占める4月のシンガポールのシェアは、前年同月の1.3%と同値となっています。
4月のシンガポール市場についてJNTOは、増便や機材の大型化による航空座席供給量の増加があったものの、日本のゴールデンウィークの影響もあり、訪日者数は前年同月を下回ったとしています。
3月まで純増傾向にあったシンガポール市場ですが、4月は前年同月を下回る値となりました。シンガポール航空は4月末から大型機材A380を成田線に再就航させました。7月には客室改修を行った新仕様機A380Rを投入する予定となっており、座席供給量の増加が予定されています。引き続き5月以降の旅行者数の動向を注視していきたいところです。