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【4月訪日数】アメリカ、4月として過去最高の17.0万人、伸び率は15.8%増と好調

最終更新:2019-07-12 17:59:31市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2019年4月の訪日外客数(推計値)は前年同月比0.9%増の292万7千人と、2018年4月の290万1千を上回り、単月として過去最高の記録となりました。アメリカについては、前年同月比15.8%増の170,200人となり、4月として過去最高を記録しました。4月までの年間累計は前年同期比15.0%増の542,700人となっています。また、訪日外客数全体に占める4月のアメリカのシェアは、前年同月の5.1%から微増の5.8%となっています。

4月のアメリカ市場についてJNTOは、メディアへの情報提供や支援などの取り組みによる日本関連記事の露出の増加に加え、増便による航空座席供給量の増加と増便に合わせて展開した航空会社との共同広告の効果、昨年は3月末からであったイースター休暇が今年は4月後半からとなったことの影響、好調な訪日クルーズ需要もあり、訪日者数は好調に推移したとしています。

アジア市場では韓国や台湾を含む5市場で4月の訪日外国人が前年同月を下回るマイナスとなったのに対し、欧米市場は好調な拡大を記録しました。アメリカ市場は1月以降2桁の伸び率を維持しており、5月以降も高い伸び率が期待されます。訪日インバウンド市場全体における欧米豪の割合は昨年4月の13.1%から15.4%に増加しています。

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