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【5月訪日数】シンガポール、前年同月を下回る3.8万人、伸び率は4.3%減と2ヵ月連続マイナス

最終更新:2019-07-16 10:54:38市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2019年5月の訪日外客数(推計値)は前年同月比3.7%増の277万3千人と、2018年5月の267万5千人を上回り、5月として過去最高の記録となりました。シンガポールについては、前年同月比4.3%減の37,700人となりました。5月までの年間累計は前年同期比4.5%増の166,900人となっています。また、訪日外客数全体に占める5月のシンガポールのシェアは、前年同月の1.5%から微減の1.4%となっています。

 5月のシンガポール市場についてJNTOは、増便や機材の大型化による航空座席供給量の増加があったものの、日本のゴールデンウィークや昨年は5月末からであった学校休暇が今年は6月からとなったことの影響もあり、訪日者数は前年同月を下回ったとしています。

シンガポール市場は2ヵ月連続マイナスの伸び率となり、6月以降の動きを注視したいところです。また、マーケティング事業を行うアウンコンサルティング株式会社が6月に発表した訪日トレンド調査結果によると、シンガポール人の「沖縄県」に関する検索数の伸び率は40%以上と顕著に高く、関心が高いことが明らかになっており、目的地別の動向にも注目です。

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