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【5月訪日数】タイ、5月として過去最高の10.8万人、伸び率は4.2%増と堅調に推移

最終更新:2019-07-16 10:41:20市場レポート

日本政府観光局(JNTO)によれば、2019年5月の訪日外客数(推計値)は前年同月比3.7%増の277万3千人と、2018年5月の267万5千人を上回り、5月として過去最高の記録となりました。タイについては、前年同月比4.2%増の107,900人となり、5月として過去最高を記録しました。5月までの年間累計は前年同期比16.4%増の620,600人となっています。また、訪日外客数全体に占める5月のタイのシェアは、前年同月と同値の3.9%となっています。

 5月のタイ市場についてJNTOは、日本のゴールデンウィークの影響があったものの、新規就航や増便による航空座席供給量の増加に加え、旅行博でのPRや地域の情報発信・広告宣伝などの訪日旅行プロモーション効果のほか、今年は仏誕節が3連休となった影響もあり、訪日者数は前年同月を上回ったとしています。

タイ市場における1月から5月の累計訪日者数の伸び率は、アジア市場においてベトナムの32.2%に次いで2番目に高い値となっており、引き続き好調です。東京・上野にはタイ人宿泊客が90%を占めるという「上野NEW伊豆ホテル」やディスカウントストアの「多慶屋」やタイ人に人気のスポットとして認知されており、タイ市場を狙うにはうってつけの参考事例となりそうです。

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