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【中国：訪沖外国人観光客数】2018年5月は7万1,000人と前年同月比25,100人増、伸び率は54.7%と主要4市場トップ
最終更新：2018-12-04 14:28:25市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年5月に沖縄県を訪問した中国本土の外国客は7万1,000人と前年同月比25,100人増となりました。前年同月比の伸び率は54.7%増となっています。また、5月の外国人観光客総数に占める中国の割合は台湾に次いで22.4%です。
中国市場の概況について沖縄県は、5月は麻しん患者の発生に伴う影響が懸念されたものの、個人旅行が良好なことや、クルーズ船の寄港回数が増加したことなどから、前年を上回ったとしています。６月は、端午節連休による旅行需要の高まりや、クルーズ船の寄港回数が増加する予定であることなどから、好調に推移すると見込んでいます。
5月の中国市場は主要4市場で最も高い伸び率を記録しました。入域経路別に5月の観光客数をみると、空路が前年同月比3.1%減の2万1,600人、海路が109.3%増の4万9,400人となっており、全国籍を通じて中国のみ海路で入域した観光客数が空路で入域した観光客数を上回っています。今年もクルーズシーズンを迎え、中国市場の海路シフトには引き続き注目していきたいところです。