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【香港：訪沖外国人観光客数】2018年5月は2万1,100人と前年同月比2,900人減、伸び率は12.1%減と2ヵ月連続マイナス
最終更新：2018-12-04 14:29:15市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年5月に沖縄県を訪問した香港の外国客は2万1,100人と前年同月比2,900人減となり、前年同月比の伸び率は12.1%減となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める香港の割合は6.7%となっています。
香港市場の概況について沖縄県は、5月は大型クルーズ船の寄港があったものの、麻しん患者の発生に伴う影響などから前年を下回ったとしています。６月は、前年同月に比べて航空路線の拡充があるほか、大型クルーズ船の寄港が予定されていることなどから、堅調に推移すると見込んでいます。
5月の伸び率は4月に引き続き2ヵ月連続でマイナスとなりました。1～5月の累計観光客数は前年同期比3%減の8万9,700人となっており、主要4市場では唯一マイナスとなっています。入域経路別に5月の観光客数をみると、空路が前年同月比20.9%減の1万6,700人、海路が51.7%増の4,400人となっており、香港市場で主軸である空路客の減少が市場全体の伸び率の押し下げ要因となっています。