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【単月:訪沖外国人観光客数】2018年5月は31万6,300人と前年同月比9万9,500人増、伸び率は45.9%と今年最高

最終更新:2018-12-04 14:12:19市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年5月に沖縄県を訪問した外国客は31万6,300人と前年同月比9万9,500人増の記録を示し、伸び率は45.9%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は38.1%となっています。国籍別では台湾の割合が30.7%と最も高く、中国本土が22.4%、韓国が15.4%と続いています。

5月の概況について沖縄県は、麻しん患者の発生に伴う影響が懸念されたものの、クルーズ船の寄港回数が前年同月比で増加したことなどから前年を上回ったとしています。6月は、端午節連休による旅行需要の高まりに加え、引き続き前年同月に比べて航空路線の拡充があることや、大型クルーズ船の寄港が予定されていることなどから、好調に推移すると見込んでいます。

5月の伸び率は45.9%と今年に入って最も高い値となりました。国内客は前年同月比9,200人減となった一方外国客は大きく増加したため、訪沖観光客全体における構成比は外国客が約4割となっています。入域経路別に5月の観光客数をみると、空路が前年同月比6.5%増の15万4,800人、海路が125.9%増の16万1,500人となっており、海路客が空路客を超える大幅増となり訪沖市場全体を牽引しました。

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