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【単月:訪沖外国人観光客数】2018年6月は27万5,100人と前年同月比1万3,600人増、伸び率は5.2%と今年最低

最終更新:2018-12-04 14:16:52市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年6月に沖縄県を訪問した外国客は27万5,100人と前年同月比1万3,600人増の記録を示し、伸び率は5.2%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は34.0%となっています。国籍別では台湾の割合が34.6%と最も高く、中国本土が22.2%、韓国が17.0%と続いています。

6月の概況について沖縄県は、前年同月に比べて航空路線の拡充があったことや端午節休暇があったことなどから前年を上回ったとしています。7月は、台風の影響が懸念されるものの、本格的な夏休みシーズンによる個人旅行や団体旅行の旅行需要の高まりに加え、航空路線の拡充があることなどから、堅調に推移すると見込んでいます。

6月の伸び率は今年に入って初めて1桁台となりました。伸び率は小さかったものの前年同月比2,700人減となった国内客に対し、外国客は増加を続けています。入域経路別に6月の観光客数をみると、空路が前年同月比9.6%増の16万8,600人、海路が1.0%減の10万6,500人となっており、海路客の減少が影響し市場全体の伸びが1桁台にとどまりました。

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