[ 市場レポート ][ 沖縄 ][ 香港 ]
【香港：訪沖外国人観光客数】2018年7月は2万8,000人と前年同月比2,700人減、伸び率はマイナス8.8%と4ヵ月連続マイナス
最終更新：2018-12-04 14:34:19市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年7月に沖縄県を訪問した香港の外国客は2万8,000人と前年同月比2,700人減となり、前年同月比の伸び率は8.8%減となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める香港の割合は9.6%となっています。
香港市場の概況について沖縄県は、7月は麻しん（はしか）患者の発生に伴う影響が長引いたことや、台風の影響による航空路線の欠航が発生したことなどから前年を下回ったとしています。8月は、台風の影響が懸念されるものの、前年同月に比べクルーズ船の寄港回数が増加する予定であることなどから、堅調に推移すると見込んでいます。
香港市場は4月以降4ヵ月連続でマイナスの伸び率となっています。1月～7月の累計観光客数は前年同期比5.2%減の14万1,100人となっており、主要4市場で唯一マイナスとなっています。入域経路別に7月の観光客数をみると、空路が前年同月比9.1%減の2万2,000人、海路が7.7%減の6,000人となっており、空海路ともに減少の結果となりました。