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【単月:訪沖外国人観光客数】2018年7月は29万800人、台風の影響で前年同月比1,900人減、伸び率はマイナス0.6%

最終更新:2018-12-04 14:33:44市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年7月に沖縄県を訪問した外国客は29万800人と前年同月比1,900人減の記録を示し、伸び率はマイナス0.6%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は32.9%となっています。国籍別では台湾の割合が35.9%と最も高く、中国本土が22.3%、韓国が14.3%と続いています。

訪沖外国人観光客数 沖縄

7月の概況について沖縄県は、台風の影響から航空路線の欠航や、前年同月よりクルーズ船の寄港回数が減少したことなどから、前年を下回ったとしています。8月は、台風の影響が懸念されるものの、本格的な夏休みシーズンによる個人旅行や団体旅行の旅行需要の高まりに加え、前年同月より航空路線の拡充があることなどから、堅調に推移すると見込んでいます。

訪沖外国人観光客数 沖縄

観光客数の伸び率が前年同月比で減少となるのは2012年9月ぶりです。入域経路別に7月の観光客数をみると、空路が前年同月比3.0%増の16万6,100人、海路が5.1%減の12万4,700人となっており、海路客の減少が市場全体の伸びを抑制する形となりました。7月の沖縄では、台風の影響でクルーズ船は9隻、航空路線は803便が欠航となりました。

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