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【台湾：訪沖外国人観光客数】2018年8月は9万1,700人と前年同月比2,400人増、伸び率は2.7%増と堅調
最終更新：2018-12-04 14:37:08市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年8月に沖縄県を訪問した台湾の外国客は9万1,700人と前年同月比2,400人増の記録を示し、前年同月比の伸び率は2.7%増となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める台湾の割合は30.6%となっています。
台湾市場の概況について沖縄県は、8月は台風の影響が懸念されたものの、前年同月と比べ航空路線が拡充したことなどから空路客を中心に前年を上回ったとしています。9月は、前年同月より航空路線の拡充があることやクルーズ船の寄港回数が増加する予定であることなどから、好調に推移すると見込んでいます。
入域経路別に8月の台湾市場における観光客数をみると、空路が前年同月比17.9%増の6万4,700人、海路が21.5%減の2万7,000人となっており、海路客の減少が空路客の伸び分を相殺し小幅な伸び率となりました。台湾―沖縄を結ぶ航空路線では、相次ぐ新規就航や増便に加え、各航空会社によるセールも頻繁に行われており、訪沖市場の牽引役としての台湾の勢いは今後も続きそうです。