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【台湾:訪沖外国人観光客数】2018年10月は6万9,900人と前年同月比7,500人減、伸び率はマイナス9.7%

最終更新:2019-07-12 15:13:40市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年10月に沖縄県を訪問した台湾の外国客は6万9,900人と前年同月比7,500人減となり、前年同月比の伸び率はマイナス9.7%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める台湾の割合は28.4%となっています。

台湾市場の概況について沖縄県は、10月は前年同月と比べ航空路線が拡充したものの、台風による航空路線の欠航やクルーズ船の寄港回数が減少したことなどから前年を下回ったとしています。11月は、MICE開催シーズンに入り団体旅行の需要の高まりがみられることや、前年同月より航空路線の拡充が予定されていることなどにより、堅調に推移すると見込んでいます。

入域経路別に10月の台湾市場における観光客数をみると、空路が前年同月比12.6%増の5万9,900人だった一方、海路が58.7%減の1万0,000人となっており、海路客の大幅な減少が台湾市場全体の伸びに響きました。2017年は10月にずれ込んだ中秋節休暇に加え、4連休であった国慶節が今年は1日しかなかったことも、前年同月比マイナスの要因と考えられます。

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