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【単月:訪沖外国人観光客数】2018年10月は24万6,500人と前年同月比17,300人増、伸び率は7.5%とプラスに転じる

最終更新:2019-07-12 15:13:40市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年10月に沖縄県を訪問した外国客は24万6,500人と前年同月比17,300人増となり、伸び率は7.5%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は29.0%となっています。国籍別では台湾の割合が28.4%と最も高く、中国本土が24.1%、韓国が16.8%と続いています。

10月の概況について沖縄県は、台風の影響が懸念されたものの、前年同月より航空路線の拡充があったことや大型クルーズ船の寄港が増加したことなどから、前年を上回ったとしています。11月は、冬場に入りクルーズ船は落ち着くものの、前年同月より航空路線の拡充が予定されていることなどから、好調に推移すると見込んでいます。

9月に発生した台風や地震の間接的な影響が懸念されましたが、中国の好調な増加により10月の伸び率はプラスに転じました。入域経路別に10月の観光客数をみると、空路が前年同月比6.3%増の15万0,000人、海路が9.5%増の9万6,500人となっており、とりわけ中国のクルーズ客の増加が大きく、市場全体の伸びを押し上げました。

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