[ 市場レポート ][ 中国 ]
【中国：訪沖外国人観光客数】2018年11月は3万1,200人と前年同月比4,800人増、伸び率は18.2%と主要4市場で最も好調
最終更新：2019-07-12 15:13:40市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年11月に沖縄県を訪問した中国本土の外国客は3万1,200人と前年同月比4,800人増となり、前年同月比の伸び率は18.2%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める中国の割合は16.6%となっています。
中国市場の概況について沖縄県は、11月はインセンティブ旅行の需要の高まりがあったことや、前年同月に比べてクルーズ船の寄港回数が増加したことなどから、前年を上回ったとしています。12月は、クルーズ船の寄港が減少する予定であるものの、航空路線は前年並みに予定されていることや、年末年始の旅行需要の高まりが期待されることなどから、堅調に推移すると見込んでいます。
中国市場について入域経路別に11月の観光客数をみると、空路が前年同月比14.1%増の1万5,400人、海路が22.5%増の1万5,800人となっています。また、訪沖市場における中国は、先月に続き訪日市場の伸び率8.8%を上回る伸びをみせています。1月から11月までの累計観光客数は前年同期比12万8,200人増の59万5,600人となっており、伸び率は27.4%となっています。中国は主要4市場のうち最も好調な伸び率で推移しています。