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【中国:訪沖外国人観光客数】2018年12月は3万3,000人、伸び率はマイナス9.8%と前年同月を下回るも、年間累計は63万2,400人と初の60万人台で過去最高

最終更新:2019-07-12 15:13:41市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年12月に沖縄県を訪問した中国本土の外国客は3万3,000人と前年同月比3,600人減となり、前年同月比の伸び率はマイナス9.8%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める中国の割合は18.6%となっています。

中国市場の概況について沖縄県は、12月は年末年始の旅行需要の高まりがあったものの、前年同月に比べてクルーズ船の寄港回数が減少したことなどから、前年を下回ったとしています。1月は、航空路線は前年並みに予定されていることや、クルーズ船の寄港が増加する予定であることなどから、好調に推移すると見込んでいます。

観光客数をみると、空路が前年同月比5.1%増の1万6,500人、海路が21.1%減の1万6,500人と、海路客の減少が市場全体の足を引っ張る形となりました。2018年の累計観光客数は前年比12万8,400人増の63万2,400人となっており、伸び率は25.5%となっています。2018年において中国は主要4市場のうち最も好調な伸び率を記録しました。

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