[ 市場レポート ][ 香港 ]
【香港：訪沖外国人観光客数】2018年12月は1万5,500人、伸び率はマイナス17.1%と前年同月を下回る、年間累計は24万2,400人と前年の値を割り込む
最終更新：2019-07-12 15:13:41市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2018年12月に沖縄県を訪問した香港の外国客は1万5,500人と前年同月比3,200人減となり、前年同月比の伸び率はマイナス17.1%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める香港の割合は8.7%となっています。
香港市場の概況について沖縄県は、12月はクリスマス休暇や年末年始の旅行需要の高まりがあったものの、前年同月よりクルーズ船の寄港が減少したことなどから前年を下回ったとしています。1月は、前年同月より航空路線の拡充が予定されていることや、クルーズ船の寄港が増加する予定であることなどから、堅調に推移すると見込んでいます。
香港市場について入域経路別に12月の観光客数をみると、空路が前年同月比5.7%増の1万4,800人と増加したものの、海路が85.1%減の700人となっており、海路客の減少が非常に顕著となりました。2018年の累計観光客数は前年比1万4,500人減の24万2,400人となっており、伸び率はマイナス5.6%となっています。香港の年間累計は過去最高であった2017年を下回り、過去2番目の観光客数となりました。