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【中国：訪沖外国人観光客数】2019年2月は7万7,200人と前年同月比2万5,700人増、伸び率は49.9%と高い値で推移
最終更新：2019-07-12 15:13:40市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2019年2月に沖縄県を訪問した中国本土の外国客は7万7,200人と前年同月比2万5,700人増となり、前年同月比の伸び率は49.9%となりました。また、2月の外国人観光客総数に占める中国本土の割合は32.2%となっています。
2月の中国市場の概況について沖縄県は、春節による旅行需要の高まりがあったことや、前年同月に比べてクルーズ船の寄港回数が増加したことなどから、前年を上回ったとしています。3月は、航空路線が前年同月並みに推移するものの、クルーズ船の寄港が増加する予定であることなどから、好調に推移すると見込んでいます。
訪沖インバウンド市場で存在感を増してきているのが中国市場です。2月も訪日市場全体における中国市場の伸び率が1桁だったのに対し、訪沖市場では約50%と非常に高い値を記録しています。入域経路別に2月の観光客数をみると、空路が前年同月比14.5%減の2万0,100人、海路が103.9%増の5万7,100人となっており、クルーズ客の増加が市場全体の伸びを牽引しています。中国については引き続きクルーズ市場の動向に注目したいところです。