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【香港:訪沖外国人観光客数】2019年2月は1万0,900人と前年同月比2,700人減、伸び率はマイナス19.9%と3ヵ月連続マイナス

最終更新:2019-07-12 15:13:40市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2019年2月に沖縄県を訪問した香港の外国客は1万0,900人と前年同月比2,700人減となり、伸び率はマイナス19.9%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める香港の割合は4.5%となっています。

 

 

 

香港市場の概況について沖縄県は、2月は春節による旅行需要が期待されたものの、広深港高速鉄道と港珠澳大橋が開通したことに伴い、中国へのより安価な旅行が選択可能になったことなどから前年を下回ったとしています。3月は、前年同月より航空路線の縮小が予定されるものの、香港発のクルーズ船の寄港が増加する予定があることなど等から、堅調に推移すると見込んでいます。

 

 

2019年における香港市場は厳しい状況でのスタートとなっています。入域経路別に2月の観光客数をみると、空路が前年同月比18.8%減の1万0,400人、海路が37.5%減の500人となっています。1月に引き続き香港市場では海路客の減少が目立っており、さらに空路客の減少も重なることでマイナス成長が続いています。こうした局面では1人当たり旅行消費単価の向上やリピーターの増加に向けた取り組みが重要といえるでしょう。

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