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【香港:訪沖外国人観光客数】2019年3月は1万5,400人と前年同月比3,100人減、伸び率はマイナス16.8%と4ヵ月連続マイナス

最終更新:2019-07-12 15:22:29市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2019年3月に沖縄県を訪問した香港の外国客は1万5,400人と前年同月比3,100人減となり、伸び率はマイナス16.8%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める香港の割合は6.8%となっています。

香港市場の概況について沖縄県は、3月は香港発のクルーズ船の寄港回数が増加したものの、広深港高速鉄道と港珠澳大橋が開通したことに伴い、中国へのより安価な旅行が選択可能になったことなどから前年を下回ったとしています。4月は、イースター連休による旅行需要の高まりが期待されることや、香港発のクルーズ船の寄港が増加する予定があることなどから、堅調に推移すると見込んでいます。

香港市場は2018年12月から4ヵ月連続でマイナスの伸び率が続いています。入域経路別に3月の観光客数をみると、空路が前年同月比28.8%減の1万3,100人、海路が2200.0%増の2,300人となっています。海路客が前年同月比でプラスとなったものの、ボリュームとしては空路客の減少幅が大きく、低調となっています。1月から3月の累計でも前年同期比で19.0%減となっており、主要アジア4市場で最も低い値となっています。

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