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【単月:訪沖外国人観光客数】2019年5月は26万8,400人と前年同月比4万7,590人減、伸び率は2桁のマイナス

最終更新:2019-07-12 15:57:43市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2019年5月に沖縄県を訪問した外国客は26万8,400人と前年同月比4万7,590人減の記録となり、伸び率はマイナス15.1%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は32.1%となっています。国籍別では台湾の割合が35.4%と最も高く、中国本土が18.5%、韓国が17.0%と続いています。

5月の概況について沖縄県は、ゴールデンウィークが10連休となり旅行商品が高騰したことや、クルーズ船の寄港回数が減少したことなどから、前年を下回ったとしています。また6月は、前年同月より航空路線の拡充が予定されていることや、クルーズ船の寄港回数が増加する予定であることなどから、堅調に推移すると見込んでいます。

昨年は年間で最も伸び率が高かった5月ですが、今年は4月に続いて2桁のマイナス伸び率となりました。1月から5月の累計では前年同期比1.9%増の121万5,200人となっており、5月の時点ではプラスを維持しています。入域経路別に伸び率をみると空路が4.8%増、海路が34.3%減と海路客が大きく減少していることがわかります。5月の外国人観光客全体に占める空海路別の構成比は、空路入域が60.5%、海路入域が39.5%となっています。

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