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【中国:訪沖外国人観光客数】2019年4月は4万6,900人と前年同月比5,400人減、伸び率は今年初のマイナス10.3%

最終更新:2019-07-12 15:47:53市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2019年4月に沖縄県を訪問した中国本土の外国客は4万6,900人と前年同月比5,400人減となり、前年同月比の伸び率はマイナス10.3%となりました。また、4月の外国人観光客総数に占める中国本土の割合は18.7%となっています。

4月の中国市場の概況について沖縄県は、ゴールデンウィークの影響による旅行商品の高騰があったことや、前年同月に比べてクルーズ船の寄港回数が減少したことなどから、前年を下回ったとしています。5月は、前年同月よりクルーズ船の寄港回数が減少する予定であるものの、労働節休暇による旅行需要の高まりが期待されることなどから、堅調に推移すると見込んでいます。

3月まで伸び率2桁台の非常に好調な伸びを維持していた中国市場ですが、4月の観光客数は前年割れとなりました。1月から4月の累計では前年同期比31.9%増の23万5,600人となっており、好調な伸び率となっています。入域経路別に4月の観光客数をみると、空路が前年同月比5.4%減の1万9,300人、海路が13.5%減の2万7,600人となっており、空路・海路ともに減少する結果となっています。5月はクルーズ船の寄港回数が減少する見込みですから、引き続き海路客の動向に留意が必要です。

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