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【香港：訪沖外国人観光客数】2019年4月は2万5,400人と前年同月比2,600人増、伸び率は11.4%とプラスに転じる
最終更新：2019-07-12 15:50:47市場レポート
沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2019年4月に沖縄県を訪問した香港の外国客は2万5,400人と前年同月比2,600人増となり、伸び率は11.4%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める香港の割合は10.1%となっています。
香港市場の概況について沖縄県は、4月はイースター休暇があったことや、香港発のクルーズ船の寄港が増加したことなどから前年を上回ったとしています。5月は、仏誕節休暇による旅行需要の高まりが期待されることや、香港発のクルーズ船の寄港が増加する予定があることなどから、好調に推移すると見込んでいます。
香港市場は4ヵ月連続でマイナスの伸び率が続いていましたが、4月は2桁のプラスに転じました。入域経路別に4月の観光客数をみると、空路が前年同月比1.1%増の1万9,000人、海路が60.0%増の6,400人となっています。香港は海路客の実人数が小さいため、前年同月比の伸び率の変動幅が非常に大きく、月毎の市場状況によって大きく変化するのが特徴です。1月から4月の累計では前年同期比で8.9%減の6万2,500人と、主要アジア4市場で最も低くい伸び率となっています。