INBOUND REPORT

[ 市場レポート ][ 台湾 ][ 沖縄 ]

【台湾:訪沖外国人観光客数】2019年4月は8万4,800人と前年同月比5,000人減、伸び率はマイナス5.6%と落ち込む

最終更新:2019-07-12 15:42:24市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2019年4月に沖縄県を訪問した台湾の外国客は8万4,800人と前年同月比5,000人減となり、前年同月比の伸び率はマイナス5.6%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める台湾の割合は33.9%となっています。

台湾市場の概況について沖縄県は、4月は清明節休暇が昨年より1日少なくなったことや、前年同月と比べクルーズ船の寄港回数が減少したことなどから前年を下回ったとしています。5月は、前年同月よりクルーズ船の寄港回数が減少する予定であるものの、前年同月より航空路線の拡充が予定されていることなどから、堅調に推移すると見込んでいます。

4月は台湾市場を含む訪沖インバウンド主要4市場で伸び率がマイナスとなりました。入域経路別に4月の観光客数をみると、空路が前年同月比1.6%減の5万5,600人、海路が12.3%減の2万9,200人となっており、空路・海路ともに前年同月の値を下回る結果となりました。クルーズの観光客数は寄港回数に大きく依存しているため、今後も訪日クルーズ市場の動きを注視したいところです。

PAGE TOP