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【単月:訪沖外国人観光客数】2019年4月は25万0,300人と前年同月比2万6,500人減、伸び率は今年初のマイナス9.6%

最終更新:2019-07-12 15:37:27市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2019年4月に沖縄県を訪問した外国客は25万0,300人と前年同月比2万6,500人減の記録を示し、伸び率はマイナス9.6%となりました。国内客を含めた沖縄県の観光客総数に占める外国客の割合は29.4%となっています。国籍別では台湾の割合が33.9%と最も高く、中国本土が18.7%、韓国が16.8%と続いています。

4月の概況について沖縄県は、ゴールデンウィークが10連休となり旅行商品が高騰したことや、クルーズ船の寄港回数が減少したことなどから、前年を下回ったとしています。5月は、前年同月よりクルーズ船の寄港回数が減少する予定であるものの、航空路線の拡充が予定されていることなどから、堅調に推移すると見込んでいます。

4月は今年2019年に入って初のマイナス伸び率となりました。1月から4月の累計では前年同期比8.0%増の94万6,700となっており、プラスの伸びを維持しています。入域経路別に伸び率をみると空路が2.4%減、海路が18.3%減と空海路ともに入域観光客数が減少となりました。4月の外国人観光客全体に占める空海路別の構成比は、空路入域が59.3%、海路入域が40.7%となっています。

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