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【韓国:訪沖外国人観光客数】2019年5月は4万5,600人と前年同月比3,200人減、伸び率はマイナス6.6%と4ヵ月連続減

最終更新:2019-07-12 16:05:41市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2019年5月に沖縄県を訪問した韓国の外国客は4万5,600人と前年同月比3,200人減となり、前年同月比の伸び率はマイナス6.6%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める韓国の割合は17.0%となっています。

韓国市場の概況について沖縄県は、5月は前年同月より航空路線の拡充があったものの、韓中関係の改善による中国への渡航需要の回復やベトナム人気など渡航先の多様化などから、前年を下回ったとしています。6月は、前年同月より航空路線の拡充が予定されていることや、仁川-下地島間のチャーター便の運航が予定されていることなどから、堅調に推移すると見込んでいます。

韓国市場は今年2月以降4ヵ月連続でマイナスの伸び率が続いています。1月から5月の累計でも前年同期比マイナス3.1%となっており、訪沖インバウンド市場全体における構成比も20%を下回っています。入域経路別に5月の観光客数をみると、空路が前年同月比0.9%減の4万5,500人、海路が前年同月比96.6%減の100人となっています。他の東アジア4市場では海路客の減少が市場全体に大きく影響しているのに対し、韓国は空路客の減少が特徴的です。

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