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【台湾:訪沖外国人観光客数】2019年5月は9万4,900人と前年同月比2,300人減、伸び率は2ヵ月連続マイナス

最終更新:2019-07-12 16:00:26市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2019年5月に沖縄県を訪問した台湾の外国客は9万4,900人と前年同月比2,300人減となり、前年同月比の伸び率はマイナス2.4%となりました。沖縄県の外国人観光客総数に占める台湾の割合は35.4%となっています。

台湾市場の概況について沖縄県は、5月は前年同月より航空路線の拡充があったものの、クルーズ船の寄港回数が減少したことなどから前年を下回ったとしています。6月は、航空路線が前年同月並みに推移するものの、クルーズ船の寄港回数が増加する予定であることなどから、好調に推移すると見込んでいます。

5月は台湾市場のほか韓国や中国で伸び率がマイナスとなりました。入域経路別に5月の観光客数をみると、空路が前年同月比4.0%増の6万2,100人、海路が12.5%減の3万2,800人となっており、空路が堅調に増加した一方、海路は前年同月の値を下回る結果となりました。訪沖インバウンド全体でのクルーズ客は減少がみられているものの、宮古島ではクルーズ船の寄港回数が増加しているなど、沖縄県内でのクルーズ船をめぐる動向の変化が起こっています。

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