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[ 市場レポート ]

【中国:訪沖外国人観光客数】 2017年7月は6万9,500人と前年比14,200人増、伸び率は25.7%と今年最高の値

最終更新:2017-09-06 11:55:56市場レポート

沖縄県が発表している「入域観光客統計」によれば、2017年7月に沖縄県を訪問した中国本土の外国客は6万9,500人と前年比14,200人増となりました。前年同月比の伸び率は25.7%となっています。また、沖縄県の外国人観光客総数に占める中国の割合は台湾に次いで23.7%です。

沖縄_4_中国_棒

7月の中国市場の概況について沖縄県は、北京からの入域は日本の他方面との競合はあるものの、家族旅行を中心に旅行商品の販売状況が゙良好なことなどから、前年を上回ったとしています。上海からの入域については前年同月と比べて航空路線の拡充があったことや、大型クルーズ船の寄港かがあったことなどから、前年を上回ったということです。

沖縄_4_中国_線

7月の訪日全体における中国市場の伸び率は6.8%だったのに対し、訪沖インバウンドにおいては今年で最も高い伸び率25.7%を記録しました。訪沖中国人の好調な増加に貢献したのは海路での入域観光客です。空路での観光客の増減率は0%だったのに対し、海路での観光客では49.0%増加しています。海路での入域観光客に占める中国の割合は全市場で最も高い32.9%となっており、今後の中国市場におけるクルーズ船の動向に注目したいところです。

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