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[ 市場レポート ]

海外旅行のホテル選びに、86%の中国人はWiFiがあるかどうかを最も気にする

最終更新:2016-08-29 11:39:46市場レポート

 消費水準の上昇につれ、レジャーとして海外旅行を選ぶ中国人はますます増えています。旅行中の宿泊先の環境も重要な要因の一つとして注目されています。シートリップ会社がユーザーに向けてホテルのサービル需要項目について調査アンケートを行った結果、無料のWiFiがあるかどうかは、中国人が海外のホテルを予約するときに最も気にする項目の一つになりました。
 世界観光機関のデータによると、2015年に中国はアメリカを追い越し、世界で海外旅行消費金額が最も高い国になりました。そのため、海外のホテルは中国人を集客するために、さまざまな「チャイニーズサービス」を取り上げ、おもてなしを提供しました。シートリップは2014年10月にCPH(Chinese Preferred Hotel)という、選ばれたホテルに対して中国人向けのサービスの良さをSuperior・Deluxe・Premiumと三つのレベルで評価するプログラムを導入しました。丁寧に選ばれたホテルは中国風の朝食を提供したり、部屋に無料WiFiがついたりして、中国語に対応できるスタッフが常駐するサービスまで提供するホテルも増えました。2015年年末に、すでに800軒以上のホテルがこのプログラムに参加しています。
 そして、今回の調査アンケートは中国語対応・中華レストラン・無料WiFi・電気ケトル・銀聯サービス・中国語チャンネルの6項目について尋ねました。86%の中国人旅行客は無料WiFiがあるかどうかを最も気にしています。次いでに、80%の人は銀聯カードの対応を求め、58%の人はホテルに中華レストランがあるかどうかを気にし、54%の人は中国語サービスを期待し、22%の人は電気ケトルを提供するかどうかに注目し、10%の人は中国語のテレビ番組が見たいという結果でした。
 また、年齢層によって気にするポイントの違いがあります。より年齢の高い人は中国語対応や中華レストランの需要がより高いですが、若い人たちはWiFiの需要がより高いという傾向が見られました。

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出典元;Ctrip

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