INBOUND REPORT

[ 市場レポート ]

訪日観光業における『WeChat』の活用

最終更新:2016-12-13 16:47:39市場レポート

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訪日観光客も多く利用する中国最大のチャットアプリ『WeChat』。個人利用だけでなく、いま企業で公式アカウントを取得・活用するケースが増えています。それは、WeChatがプライベート性の高いSNSであり、企業からの情報配信にそれほど警戒心を抱かれにくいことも理由のひとつです。

通販が普及し、スマホでのお買い物も当たり前の中国ですが、WeChatでもユーザーが企業の情報からそのまま商品を購入できるオンライン決済システム『WeChat payment』を導入しています。電子チケットなどで多く利用され、注文確認もメッセージで行われるため、従来の【HP予約】⇒【銀行振込】⇒【メール確認】といった面倒な手順を大幅に短縮できます。

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中国の大手ホテルチェーンPLATENOグループでは、WeChat公式アカウントからの予約や決済、クーポンの配信も行っており、ポイントサービスも実施。また「天津浜海国際空港」では、サービス情報の発信だけでなく、公式アカウントページから知りたい情報にすみやかにアクセスできる仕組みを構築しています。

天津浜海国際空港の公式アカウントサービス

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機能が多様化し、ビジネス利用もどんどん進みつつあるWeChat。日本企業様も公式アカウントを上手に活用して、インバウンド施策に大いに役立ててみてはいかがでしょう。

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