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[ 市場レポート ]

【1月速報】訪日観光客推移/欧米豪

最終更新:2017-02-08 18:01:40市場レポート

【欧米豪主要市場訪日数】欧米豪主要市場の動向は変動が小さく、2013年から伸び率15%前後を維持

日本政府観光局(JNTO)によれば、2016年の欧米豪主要市場(英国・フランス・ドイツ・イタリア・ロシア・スペイン・米国・カナダ・豪州)の訪日外客数は、前年比15.1%増の295.6万人とほぼ300万人に届く結果とになりました。最大の割合を占めるのは米国市場で42%が米国からの旅行客です。また、オーストラリア市場も数年で好調な伸びをみせており、2016年は44.5万人の訪日数となりました。

today_グラフ_訪日_欧米豪_年

today_グラフ_訪日_欧米豪_月

次に月別の訪日外客数をみてみると、欧米豪のピークは10月と3月・4月に来ていることがわかります。アジア主要市場のピークは7月ですから、訪日市場全体においてアジア市場と欧米豪市場が補完関係にあることが指摘できます。さらに市場別にみてみると、オーストラリアは12月と1月のスノーシーズンに割合が高く、スペイン・ドイツは3月と10月、イタリアは8月、フランスは4月・7月・10月など、国によってピークシーズンが多様である点が、欧米豪市場の特徴といえます。

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